婦人科

月経困難(生理痛)、月経過多、不正性器出血、性交痛、おりものの異常、頻尿などといった症状のうらには、他の大きな病気が隠れていることがあります。

そういった疾患も含め、女性のトータルな健康管理を行います。

女性ホルモンや月経の異常・更年期相談・骨粗しょう症

思春期、性成熟期(妊娠可能な時期)、更年期、閉経後など、ライフステージによって女性にはさまざまな症状が出現します。月経不順(生理が不規則)や月経困難(生理痛がきつい)など、それぞれの症状に合わせて診察を行い、治療方針を説明します。治療は、十分なカウンセリングを行い、女性ホルモン剤(低用量ピルや宮内黄体ホルモン含有システムを含む)はもちろんのこと、漢方も積極的に用います。一生を通じて女性らしく、健康であり続けていただくためにケアをします。
若い女性では、ダイエットの影響やアスリートの月経に伴う障害についてもご相談下さい。また、閉経後に多いとされる、高脂血症や骨粗しょう症の治療も行っています。

自由診療(健康保険対象外)ですが、更年期症状に対して、プラセンタ注射も行っています。(1アンプル/回:1,500円、2アンプル/回:2,500円(ともに税別)ご相談下さい。

萎縮性腟炎 女性ホルモン減少や出産に伴う腟・外陰部の萎縮・変化

更年期から閉経期にかけて女性ホルモンが減少することや、手術による卵巣の摘出、女性ホルモンの働きを抑える乳がんの薬物治療などが原因で、本来、女性ホルモンによってみずみずしく保たれる腟粘膜や外陰部が萎縮がおこることがあります。萎縮性腟炎は、かつては老人性腟炎ともいわれていたもので、腟粘膜の萎縮の程度がきつくなり炎症をきたした状態です。自然閉経の場合、直ちに女性ホルモンが低下するわけではないので、症状の出現はひとそれぞれです。また、閉経していなくても、出産や加齢に伴い症状が出現することもあります。以下のような、様々な不快な症状があり、生活の質(QOL)が低下します。

・腟のかゆみ、乾燥感
・におい
・性交時の違和感
・分泌物の減少
・外陰部の萎縮
・尿漏れなどの排尿障害

萎縮性腟炎は、細菌性腟炎など他の腟炎との鑑別が大切です。治療は、女性ホルモンが一般的ですが、女性ホルモンが使えない方(これまでに女性ホルモン剤で副作用がでた方、女性ホルモン剤に不安がある方、子宮筋腫・子宮内膜症、そして、乳がん・子宮体がんなど女性ホルモン依存性腫瘍の合併や既往がある方など)には、当院では「モナリザタッチ®」をお勧めしています。フラクショナルCO2レーザーを用いた、「腟のアンチエイジング」として近年注目されている施術ですが、その効果は、数多くの報告(論文)により、医学的にも十分な根拠が示されています。さらに、この腟の照射のみならず、大陰唇全体の皮膚にも照射すると(外陰部照射)、外陰部の皮膚全体がふっくらと変化します。下着のこすれる感覚が改善するなどの効果も期待できます。また、女性ホルモンに異常がなくても、出産や体質の変化で、上記のような症状が気になる方にもお勧めしています。詳しくは「日帰り手術」のページをご覧ください。

婦人科疾患

子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣腫瘍は、婦人科ではポピュラーな疾患です。年齢や症状によって治療の選択も様々です。気になる症状のある方はご相談下さい。ホルモン剤や漢方を用いた薬物療法はもちろんのこと、高次施設における手術が必要と判断した場合には、責任を持って紹介いたします。

子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌などの悪性疾患は、早期発見し治療を行うことで、十分に治癒が期待できる疾患です。疑われた場合には府内の専門施設に連携します。

また、最新の治療方針について、セカンドオピニオンも受け付けています(診察なしで面談のみの場合は健康保険対象外です。5,000円/30分目安)。

他院で婦人科手術を受けられた方で、術後の体調不良についても対応します。

子宮頸癌予防ワクチン(HPV感染症ワクチン:サーバリクス注、ガーダシル注)も取り扱っています。投与の際は、その必要性やリスクについても十分な説明を行っています。予約制ですのであらかじめご連絡ください。

がん検診

子宮頸がん検診を行っています。また、不正性出血等の症状や超音波検査で子宮内膜の肥厚を認める場合には、子宮体がん検診もお勧めしています。検診の際に、内診と超音波検査を行うことで卵巣腫瘍などの異常の有無もあわせて診察します。京都市・京都府市町村の行政が行うがん検診は2年に一回受けることができますが、できるだけ毎年受けることをお勧めしています。

子宮頸部異形成のレーザー蒸散(じょうさん)治療

いくつかの条件を満たした子宮頸部異形成に対してCO2レーザーを照射する、子宮頸部レーザー蒸散治療を行っています。詳しくは「病気のご紹介」のページをご覧ください。また、ご気軽にご相談ください。

子宮下垂・子宮脱

出産の影響などで、子宮が下垂して正常の位置より下降したものを子宮下垂といい、これがひどくなり外陰部より子宮の一部または全部が脱出するのを子宮脱といいます。進行すると、排尿障害や脱出の程度によっては手術療法が必要となりますが、ペッサリーという器具を腟内に装着することで治療する方法(保存的治療)もあります。おしっこが出にくい(排尿障害)、外陰部に脱出したものを触れる(外陰部異物感)などの症状がある場合にはご相談下さい。

不妊相談

なにかとストレスがかかる不妊治療ですが、体外受精などの高度な生殖補助医療が必要かどうか、まずはご相談下さい。
排卵周期の確認(タイミング指導)、排卵障害の治療、精液検査、性交後試験(ヒューナーテスト)、人工授精までの治療を行っています。できる限り保険診療の範囲で行います。卵胞計測の際に行う超音波検査は、月に1~2回まで保険診療の適応になりますが、それ以降の超音波検査を伴う診察は自由診療(健康保険対象外)となります。
不妊治療中の診察料(自由診療・超音波検査を含む)は、2,000円(税別)です。

また、男性の勃起不全(ED)の治療として、シルデナフィル錠 50mg(バイアグラ錠 国産ジェネリック) 1,200円/錠(税別)、シアリス錠 20mg 2,000円/錠(税別)も用意しています。院内処方ですのですぐにお渡しできます。(健康保険対象外)ご相談ください。

避妊相談・月経移動

低用量ピル、性交後避妊(モーニングアフターピル)、子宮内避妊器具(IUD)など、安心して利用できる避妊法を選択していただきます。(健康保険対象外)

・低用量ピル(トリキュラー錠28 ファボワール錠28など) 2,500円/月(税別 初回のみ内服指導料として初診料あるいは再診料がかかります。継続して内服される場合の処方は再診料はかかりません。診察もごく短時間ですので予約も不要です。)
・モーニングアフターピル(緊急避妊ピル) ノルレボ法 14,000円  ヤッペ法 4,000円 ※WHOは、ノルレボ法を推奨しており、「産婦人科診療ガイドライン2017年」では、ヤッペ法の記載が削除されました。(診察料含む ともに税別)
・子宮内避妊器具:銅付加IUD(ノバT380)とIUS(子宮内黄体ホルモン含有システム ミレーナ52mg)を用意しています。 ノバT380 40,000円(挿入時)、ミレーナ52mg 60,000円(挿入時)、10,000円(抜去時)(すべて税別)

・月経移動 旅行やイベントで月経を早めたい、あるいは遅らせたいなどもご相談ください。移動したい月経の前の月経が開始して5~7日目までの受診をお勧めしています。3,800~4,000円(指導料・薬剤料込)

性感染症相談

クラミジア感染症、淋病をはじめ性感染症などの検査、治療を行います。おりものや、かゆみの症状があり、疑われる場合には健康保険の対象となりますますが、特に自覚症状がなく、診察でも感染を疑う所見がない場合には対象となりません(自由診療)。

【性病検査 自由診療価格】
・クラミジア・淋菌同時DNA検査:4,000円(1検体あたり)
  子宮頸管粘液・尿・咽頭から検体採取します。
・腟分泌物細菌塗抹検査:2,000円
  カンジダ、トリコモナス、淋菌などの検査です。
・梅毒検査(血液検査):1,500円
・B型肝炎(血液検査):1,500円
・C型肝炎(血液検査):2,000円
・HIV検査(血液検査):3,000円
・HIV迅速検査*(血液検査):4,000円 *20~40分で結果が出ます。

上記価格はすべて税別です。
初診の方は、上記に別途初診料が加算されます。また、結果説明に際には、再診料がかかります。ご了承ください。

各種ワクチン

子宮頸癌予防ワクチン(HPVワクチン)、風疹ワクチン、麻疹(はしか)ワクチン、MRワクチン(麻疹+風疹)、インフルエンザワクチンを取り扱っています。ただし、本年度はインフルエンザワクチンの供給が少ないため、当院で治療や妊婦健診を受けておらえる方のみに限定します。すべて予約制ですので、まずお電話等でお問い合わせ下さい。京都市・京都府の公費負担制度も扱っています。
京都市・京都府在住のかたを対象とした公費負担による風疹抗体価測定も行っておりますので、ご相談下さい。

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