三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶種手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。
こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。
今回は“尖圭コンジローマ”についてです。
尖圭コンジローマとは?
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって発生する疾患で、性器や肛門周囲にイボのような突起が現れるのが特徴です。HPVには100種類以上の型があり、そのうち特定の型が尖圭コンジローマを引き起こします。
尖圭コンジローマの症状は?
尖圭コンジローマの症状は、性器や肛門周囲に発生する小さな突起が典型的です。初期には小さいものの、放置するとサイズが大きくなったり、数が増えたりして、自覚症状として痒みや不快感を感じることがあります。また、見た目が気になり精神的なストレスを感じる患者様も少なくありません。
尖圭コンジローマの原因は?
この疾患の主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の性交渉による感染です。特に、性活動が盛んな若年層に多く見られますが、コンドームの使用でも完全に感染を防ぐことは困難です。感染力が強いウイルスのため、一度感染すると症状のコントロールが必要になります。
尖圭コンジローマの検査・治療は?
尖圭コンジローマの検査は、主に視診によって行われます。必要に応じて、拡大鏡を用いた検査や、細胞診、HPVの型を特定する検査が行われることもあります。治療には、イボを取り除くための液体窒素による凍結療法、電気焼灼術、レーザー療法などがあります。また、免疫応答を促す薬剤の局所塗布や全身投与を行うこともあります。
どの治療方法が適しているかは、イボの大きさや数、位置、また患者様の全体的な健康状態によって異なります。治療は専門医の診断のもとで行われ、患者様お一人おひとりの状況に合わせた個別の治療計画が立てられます。
気になる症状がございましたら、お気軽に三条京阪駅・三条駅の産科・婦人科江川クリニックへご相談ください。