生理不順とは
正常な周期ではない時期に生理がきたり、くるべき時期にこなかったりすることを、生理不順と言います。通常、生理は約25日〜38日間の周期でくるものです。
具体的には、次のケースに当てはまる場合、一般的に生理不順と診断されます。
- 前の生理から39日以上、生理がこない
- 前の生理から25日が経たずに出血があった
- 生理予定日から７日以上、生理がこない
生理不順の原因
妊娠
妊娠をすると生理はきません。可能性がある方は、市販の妊娠検査キットやクリニックでの検査をおこないましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れによって、卵子が作られない無排卵になったり、子宮内膜が作られなくなったりすると、生理不順につながります。ホルモンバランスの乱れによる生理不順は病気ではありませんが、放っておけば将来妊娠しにくくなるリスクがあります。また、婦人科系の病気・がん・骨粗しょう症につながるおそれもあります。早めに受診しましょう。
婦人科系疾患など
子宮・卵巣・甲状腺の疾患が原因となって、生理不順になることがあります。また、子宮外妊娠の可能性もあります。子宮外妊娠とは、受精卵が子宮以外の場所に着床することです。卵管破裂のリスクなどがあるため、早期の治療が大切です。
生理不順がある場合は、なるべく早めにご相談ください。
生理不順の治療
当クリニックの治療
まずは患者さまの症状や状態をお伺いします。そのうえで必要な場合は適宜検査をし、治療をおこないます。軽度な症状であれば、ピルなどお薬の内服によって治療可能です。婦人科疾患である場合でも、高度な専門知識や技術と、豊富な経験に基づいて、適切に治療させていただきます。
当クリニックの院長は、さまざまな専門医としての認定を受けています。
- 日本産科婦人科学会 専門医／指導医
- 日本周産期・新生児医学会 周産期専門医／指導医（母体胎児）
- 日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医
など
生理不順で不安な方は、ぜひご相談ください。
