三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。
こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。
今回は“淋病”についてです。
淋病とは?
淋病は性感染症(STD)の一種で、近年、感染者数が増加しています。
淋菌という細菌が原因で発生し、性的接触を通じて感染します。
淋病は、放置すると深刻な健康問題を引き起こすことがあるため、早期診断と適切な治療が重要です。
主な感染経路
淋病の主な染経路は以下の通りです。
腟性交
感染したパートナーとの腟性交を通じて、感染が広がります。
肛門性交
感染したパートナーとの肛門性交を通じて、感染が広がります。
口性交
感染したパートナーとの口性交を通じて、感染が広がります。
出産
感染している母親から新生児への感染することがあります。
この場合、赤ちゃんが出産時に淋菌性結膜炎を発症するリスクがあります。
主な症状
淋病感染症の症状は、性別によって異なることがあります。
症状は通常、感染後2~5日で現れますが、潜伏期間も個人差があり、ごく稀ですが、症状が現れるまでに1ヶ月かかるケースもあるようです。
なお、淋病は無症状で進行することがあるため、定期的な検査が重要です。
女性の症状
・痛みをともなう排尿
・異常な腟分泌物
・下腹部の痛み
・性交時の痛み
・不正出血
男性の症状
・痛みをともなう排尿
・ペニスからの分泌物(膿)
・睾丸の痛みや腫れ
淋病を治療するには?
淋病感染症は、抗生物質による治療が一般的です。
近年、耐性菌の出現が問題となっていますが、適切な抗生物質による治療が行われれば、治癒することが可能です。
治療を開始する前に、感染している可能性のあるパートナーにも検査を受けてもらうことが重要です。
両者が同時に治療を受けることで、再感染のリスクを減らすことができます。また、治療中は性行為を避けることが望ましいです。
少しでも「おかしい」と思われる症状がある時は、お早めに三条京阪駅・三条駅からすぐの産科・婦人科江川クリニックへご連絡ください。