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【院長ブログ】アフターピルの効果・副作用

2024.05.06

三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。

こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。

今回は“アフターピルの効果・副作用”についてです。

アフターピルとは?

アフターピルとは、避妊に失敗したり、避妊せず性行為を行ったなど緊急性のある場合に、妊娠を防ぐために使用される緊急避妊薬です。

主成分は黄体ホルモンという女性ホルモンの一種で、排卵を抑制したり、受精を妨げたり、受精卵の着床を防ぐといった効果があります。

アフターピルで避妊できる主な理由は?

排卵抑制:排卵前にアフターピルを服用すると、排卵を抑制したり、排卵を遅らせる働きがあります。

着床阻害:排卵後にアフターピルを服用すると、精子と受精した卵子が着床することを妨げたり、子宮内膜を剥離させるといった効果があります。

アフターピルの種類

レボノルゲストレル法:性行為後72時間以内に1錠服用することで、避妊効果が期待できます。

ヤッペ法:2回に分けて服用する方法です。

処方後すぐ2錠服用し、12時間後にさらに2錠を服用します。

ウリプリスタール法:性行為後120時間(5日間)以内に1錠服用します。

他の方法と比べて遅いタイミングでの使用ができる点が特徴です。

アフターピルの副作用について

アフターピルの主な副作用には、吐き気、嘔吐、頭痛、腹痛、眠気などがあります。

これらの症状は一般的に軽度で、多くの場合24時間程度で自然に治まります。

また、消退出血(子宮内膜が剥がれ落ちたときに起こる出血)がみられる場合がありますが、多くは生理よりも短期間に終わります。

なお、服用後早いうちに嘔吐してしまうとお薬も一緒に吐いてしまう場合があるため、処方された医療機関に相談するようにしましょう。

 

アフターピルについてご相談がある場合は、お気軽に京都市東山区の産科・婦人科江川クリニックへお問い合わせください。

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