三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。
こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。
今回は“腟カンジダの再発”についてです。
腟カンジダが再発する理由とは?
膣カンジダとは、カンジダ菌という真菌によって引き起こされる真菌感染症の1つです。
一般的な症状として、外陰部のかゆみや熱感、白くポロポロとしたおりものなどがみられます。
カンジダ菌は健康な人の体にも存在している常在菌ですが、疲労やストレスなどで免疫力が低下すると異常繁殖し、膣カンジダを発症しやすくなります。
一度治っても再発することがあるのはこのためで、寝不足や疲労がたまっているとき、妊娠中、産後などの免疫力が落ちたときに膣カンジダを再発する可能性があります。
膣カンジダで気をつけることは?
膣カンジダは感染することがあるため、タオルの共用を避け、ご自身が発症している場合はパートナーに伝えるようにしましょう。
もしもパートナーの方に陰部のかゆみや発赤といった症状がある場合は、医療機関を受診するようにしてください。
また、かゆいからといって外陰部をかいてしまうと感染がひろがってしまうことがありますので、かかないようにしましょう。
再発を防ぐために、普段の生活を見直しましょう
免疫力を低下させないよう、日頃からなるべく疲労やストレスをためないようにして、バランスの取れた食事と質の良い睡眠をとるようにしましょう。
また、入浴の際は石けんで外陰部を洗い過ぎたり、膣内まで洗って常在菌のバランスを崩さないようにすることも大切です。
さらに、タオルや下着は毎日取り替え、トイレでは腸から感染することを防ぐため、前から後ろに向かって拭くようにしましょう。
カビの一種であるカンジダ菌は高温多湿の環境で増えやすくなるため、ストッキングやタイツなどは控え、通気性の良い下着を選ぶ、おりものシートの交換をこまめにするなど、蒸れない環境づくりをするようにしてください。
かゆみやおりものの変化など「膣カンジダかな?」と思われる症状があれば、お気軽に三条京阪駅・三条駅の産科・婦人科江川クリニックへご相談ください。