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【院長ブログ】エイズ(HIV)について

2025.06.08

三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶種手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。
こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。
今回は“エイズ(HIV)”についてです。

エイズ(HIV)とは?

エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)によって引き起こされる疾患です。このウイルスは、人の免疫システムを攻撃し、時間が経つにつれて体がさまざまな感染症やがんを防御する能力を弱めてしまいます。未治療のHIV感染は最終的にエイズを発症し、命に関わる状況に至ることもあります。

エイズ(HIV)の症状は?

HIV感染初期には、インフルエンザ様の症状が現れることがあります。これには発熱、頭痛、筋肉痛が含まれる場合がありますが、時には症状がないこともあります。感染から数週間後には、これらの初期症状が消失することが多いですが、ウイルスは体内で活動を続けています。エイズの進行段階では、体重減少、長引く下痢、夜間の発汗、慢性的な疲労などが見られることがあります。

エイズ(HIV)の原因は?

HIVは、主に感染した人との性的接触、感染した血液への曝露、HIV感染した母親から子への垂直感染によって広がります。また、感染した針を共有することで感染するリスクもあります。安全な性行為、注射器の共有を避けること、妊娠計画時の両親のHIV検査などが、感染予防の鍵となります。

エイズ(HIV)の検査・治療は?

HIVの検査には、血液や唾液を使用した検査があります。早期発見が治療の効果を高めるため、リスクのある行動をした後や定期的な検査を推奨します。HIV感染の治療には抗レトロウイルス療法(ART)が用いられ、これによりウイルスの増殖を抑制し、免疫機能の保持、症状の管理、感染の進行の遅延をはかります。治療は一生涯続くことが多く、定期的なフォローアップが必要です。

気になる症状がございましたら、お気軽に三条京阪駅・三条駅の産科・婦人科江川クリニックへご相談ください。

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