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【院長ブログ】NIPT(非侵襲的胎児染色体検査)

2025.12.03

三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶種手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。

こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。

今回は“NIPT(非侵襲的胎児染色体検査)”についてです。

NIPT(非侵襲的胎児染色体検査)とは?

妊娠中の患者様にとって、胎児の健康は何よりの関心事です。近年、医学の進歩により、胎児に対する柔らかいケアが可能になりました。その一例がNIPT、つまり非侵襲的胎児染色体検査です。これは妊婦の血液から胎児の遺伝情報を読み取り、染色体異常の有無を調べる画期的な検査法です。

NIPTによるスクリーニングのメリット

NIPTは特にダウン症候群などの三体染色体異常のリスク評価に有用であり、従来の侵襲的な検査に比べて母体と胎児へのリスクが非常に低いのが特長です。採血によって行われるため、胎児や母体への身体的な負担を最小限に抑えることができます。

NIPTを受けるタイミングと流れ

NIPTは妊娠10週以降に行うことができます。まず通常の採血を行い、その血液から胎児のDNA断片を検出し分析します。検査結果は約1週間から2週間で出ますが、これによりダウン症候群など特定の染色体異常の確率を把握することが可能になります。

NIPTの結果とカウンセリング

NIPTの結果はスクリーニング検査であり、確定診断ではありません。したがって、高リスクと示された場合は、羊水検査などの確定診断のための追跡検査を行うことをお勧めします。結果に関わらず、専門医による丁寧な説明とカウンセリングを行い、患者様が次のステップを踏むための支援をします。

お気軽にご相談ください

NIPTを含めた妊娠中の様々な検査についてのご相談や、結果が出た後のサポートが必要な場合には、いつでもお気軽に三条京阪駅・三条駅から徒歩1分の産科・婦人科江川クリニックへご相談ください。

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