三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。
こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。
今回は“ピルの使用を考えている方”へのメッセージです。
ピルには副効用がたくさんあります
ピルの使用を考えている、または迷っている方の中には、ピルを飲み続けることに対する心配があったり、ピルに関する噂などを耳にして不安に感じている方が少なくないかも知れません。
しかし、例えば生理が来なくなってしまう、子宮がんや乳がんのリスクが高くなる、妊娠しづらくなるなどのピルに関する噂は根拠がないものですし、また、太りやすくなるという話は、体に水分が溜まりやすくなり、むくみによって体重が増えることがあるだけで、体に脂肪が付くというわけではありません。
むしろ、ピルには避妊効果以外に、生理痛が軽くなる、月経量が減少する、月経前症候群(PMS)をやわらげる、生理不順を改善するなどの効用があり、女性にとっての辛い症状を改善する有用なお薬だと言えるでしょう。
ピルの副作用とは?
ピルには副効用が多く、また基本的に安全に服用できるお薬ですが、飲み始めたばかりの時期には副作用が起こることがあります。
通常は1〜2ヶ月ほどで副作用の症状は治まりますが、慣れるまでは夕方から寝る前の服用をおすすめしています。
■初期にみられる軽い副作用
・頭痛
・吐き気がする
・胸が張る
・下腹部に痛みがある
・不正出血がみられる
また、ごく稀にですが血栓症の危険性が増すケースがあるため、高血圧の方やご高齢で喫煙される方などは注意が必要です。
このような危険を避けるためにも、血液検査を行い、問診時はご家族に血栓症の方がいらっしゃるかどうかの確認を行い、安全にピルを処方・服用していただけるよう努めています。
ピルに興味があり、試してみたいけれどご心配がある方、詳しく確認したいという方は、遠慮せずに条京阪駅・三条駅から徒歩1分の産科・婦人科江川クリニックにお問い合わせください。