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【院長ブログ】月経前症候群

2023.08.05

三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。

こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。

今回は“月経前症候群”についてです。

月経前症候群(PMS)について

月経前症候群(premenstrual syndrome)とは、月経に関連して周期的に起こる、身体的または精神的な症状のことを言います。

イライラや不安、睡眠障害、腹痛、むくみなどさまざまな症状がありますが、これらの症状は生理が開始すると共に軽くなったり、消えていくという特徴があります。

月経前症候群の症状は?

月経前症候群の症状には次のようなものがあります。

 

精神神経症状:イライラ、不安、情緒不安定、抑うつ、集中力低下、眠気、睡眠障害 など

身体的症状:腹痛、頭痛、むくみ、お腹が張る、腰痛、乳房が張る など

自律神経症状:食欲不振、過食、めまい、倦怠感、のぼせ など

月経前症候群の原因は?

月経前症候群の原因は明らかになっていないものの、女性ホルモンの変動が関係すると考えられています。

排卵から生理までの期間の後半に、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が急激に減り、脳の神経伝達物質や脳内のホルモンに作用することが、PMSの症状を引き起こすと言われています。

このほか、環境の変化などのストレスや栄養バランスが悪い食生活、几帳面な性格、体力の低下なども月経前症候群の要因になると考えられます。

生理前の不調でお困りであれば、クリニックを受診しましょう

月経前症候群(PMS)の症状を改善するためには、生活習慣の見直しのほか、症状が重ければお薬を使用した治療を検討します。

また、ご自身の症状についての記録をつけておくと、症状があらわれるタイミングやパターンが把握でき、対処がしやすくなるでしょう。

 

生理が始まると症状が和らぐものの、症状が強かったり、周期的に心身に不調が起こると日常生活に影響が出てしまいます。

くり返す不調にお悩みの方は、お気軽に当クリニックにご相談ください。

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