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【院長ブログ】更年期に起こる症状

2023.11.02

三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。

こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。

今回は“更年期に起こる症状”についてです。

更年期の症状は多岐にわたります

女性は思春期、性成熟期、更年期、老年期という4つのライフステージを経験します。更年期は一般的に45歳から55歳頃で、閉経を迎える50歳前後を中心に、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少し、ホルモンバランスが乱れることで心身に様々な症状が現れることがあります。しかし、更年期の症状は個人差が大きく、エストロゲンの減少以外にも心理的要因や環境が影響します。

更年期の症状は多岐にわたり、以下に代表的なものを挙げます。

代表的な更年期の症状

精神神経系:頭痛、めまい、不眠、不安感、イライラ感、うつ

血管運動神経系:ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)、動悸・息切れ、寝汗・発汗、むくみ

皮膚・分泌系:のどの渇き、ドライアイ

消化器系:吐き気、下痢・便秘、胃もたれ・胸やけ

運動器官系:肩こり・腰痛・背中の痛み、関節痛、しびれ、手指の痛み・しびれ・変形

泌尿器・生殖器系:月経異常、尿失禁、性交痛

 

日本の更年期女性では、肩こりや疲れやすさが多く報告されています。また、のぼせや発汗などの更年期特有の症状も25%以上の女性に見られます。

更年期障害はどうして起こるのか?

更年期障害の発現には、身体的ストレス(加齢やエストロゲンの欠乏)だけでなく、心理的因子(性格など)や社会的因子(仕事や家族関係)も関与しています。更年期障害はストレス性疾患とも考えられており、症状が現れる原因は複雑です。

 

更年期の症状に悩まされている方は、まずは一度、京都市東山区にある産科・婦人科江川クリニックへご相談ください。お一人おひとりの症状を詳しく確認したうえで、適切な治療を行い症状の改善に繋げます。

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