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【院長ブログ】生理痛

2024.03.04

三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶種手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。

こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。

今回は“生理痛”についてです。

生理痛と月経困難症

ほとんどの女性は生理痛を経験したことがあると思われますが、そのなかでも日常生活に支障が出るような生理痛は「月経困難症」と呼ばれています。

月経困難症は、原因となる病気がない「機能性月経困難症」と、何らかの原因となる疾患がある「器質性月経困難症」の2つのタイプに分類されます。

機能性月経困難症:子宮を収縮させるプロスタグランジンというホルモンが多く分泌され、子宮が強く収縮されることで症状があらわれます。

器質性月経困難症:子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などの病気が原因となって症状が出ます。

また、生理期間以外にも症状があらわれることがあります。

生理時期に起こる症状は?

プロスタグランジンは子宮外に経血を排出させるはたらきをしますが、同時に痛みや熱、腫れなどを起こすことから、生理時には腹痛の症状がみられます。

加えて、子宮や子宮周辺の血流が悪くなることで腰痛が生じたり、セロトニンの減少による頭痛が起こることもあります。

また、貧血、吐き気、イライラ、不安感などの症状もよくみられます。

生理痛を和らげるには?

生理痛を和らげるためには、まず、体を冷やさないことが大切です。

冷たい飲み物や過度な冷房は控えて、ひざ掛けや腹巻き、カイロなどを使用したり、日頃からお湯に浸かって体を温めるようにしましょう。

また、ストレッチやヨガ、軽いウォーキングなどは血行が良くなるため、生理中の運動としてもおすすめです。

このほか、体を冷やす飲食物(砂糖の使用量が多いもの)を控えたり、ツボ刺激やアロマテラピーを取り入れることも、症状の緩和に効果が期待できます。

 

ここまで、生理痛についてご説明しましたが、ひどい生理痛には疾患が隠れていることも考えられます。

生理痛の症状が重い方、気になる症状がある方は、我慢せず、一度京都市東山区の産科・婦人科江川クリニックにご相談ください。

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