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ピル処方の効果とリスク

2021.01.27

今回も低用量ピルの副作用についてよくある質問にたいして、お答え致します。

副作用やデメリットをちゃんと把握して服薬しましょう。

 

・飲み忘れた場合は?

低用量ピルを12日飲み忘れたという場合でも、低用量ピルの効果が落ちるということはありませんし、飲み忘れたことによって副作用が強く出るということはありません。

 

ですが、不正出血が飲み忘れによって誘発されてしまうことがあります。

特に、服用周期の後期である15日~21日に低用量ピルの飲み忘れをしてしまった場合には、不正出血が起こりやすくなるとされていますので、飲み忘れのない様に服薬しましょう。

 

・飲み続けると副作用のリスクが上がる?

低用量ピルを飲み続けたからと言って、副作用のリスクが上がるということはありません。

以前ご紹介したように、ほとんどの副作用が低用量ピルを飲み始めてから13ヶ月で症状が現れ、以降は消失する可能性が高いといわれています。

身体が低用量ピルに含まれているホルモンに慣れてくれば、副作用やデメリットはほとんど感じなくなります。

 

また、40~50代の服薬になると、40代以降に起こりやすい更年期障害・骨粗鬆症・講師決勝の予防や改善にもなりますが、血栓リスクが上昇していきます。

ただ、ピルを飲んでいる人に高確率で起こる訳ではありませんが、

血栓症のリスクは、妊娠、喫煙者、肥満、高年齢が主なものとして挙げられます。

この様なリスクを多く抱えている人は血栓症を発症する危険性は上がります。

そのため、血栓リスクの高い人は、低容量ピルの使用を制限する必要性が出てきます。

特に50歳以上では血栓のリスクが高い為、低用量ピルの内服には注意してください。

血栓リスクの上昇していく40歳以上での服薬は、血栓リスク評価やホルモン計測など、慎重に管理していく必要があるということです。

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