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【コラム】30代が気をつけるべき婦人科系の病気

2021.03.20

三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。
こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。
今回は“30代が気をつけるべき婦人科系の病気”についてです。

30代で増えてくる、気をつけたい病気とは?

女性は30代になると、結婚や出産、育児を経験する方が増えてきます。
また、仕事や家事などの忙しさから、疲労・ストレスが体調に影響しやすくなるのもこの時期だと言えるでしょう。
今回は、30代の方がどんな婦人科系の病気に気をつけるべきか、ひとつずつ見ていきたいと思います。

・子宮内膜症

子宮内膜に似た組織が、卵巣や腹膜といった子宮以外の場所にできる病気です。
20〜40代に多く、生理痛がひどくなる、性交痛や排便痛があるなどの症状がみられます。

・子宮筋腫

子宮にできる良性の腫瘍のことです。
30〜40代に多く、生理痛がひどくなる、経血量の増加、生理が長く続くなどの症状が出ます。

・卵巣嚢腫

卵巣にできる良性の腫瘍のことです。
袋状の腫瘍で、「漿液性嚢胞腺腫」(水のような液体がたまる)、「粘液性嚢胞腺腫」(ゼリー状のものがたまる)、「皮様嚢腫」(毛髪、皮膚などの組織がたまる)と種類があり、20〜30代の女性に多くみられるのが皮様嚢腫です。
初期には症状がなく、嚢腫が大きくなると腹部が張ったり、下腹部に痛みが出ます。

・子宮頚がん

子宮頸部(子宮の入り口)に発生するがんです。
20〜30代に多く、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因です。
初期には無症状であることが多く、進行すると不正出血や腹痛、腰痛などがみられます。

・乳がん

乳腺にできる悪性腫瘍です。
20〜30代では遺伝的な要因による発症が多く、40代後半〜50代前半が発症のピークです。
乳房にしこりやくぼみができたり、乳首から血の混じった分泌液が出る、皮膚がひきつれるなどの症状がみられます。

・カンジダ腟炎

腟の中に常在するカンジダ菌によって、腟に炎症が起こる病気です。
カンジダ菌は健康な方でも皮膚、消化管、口の中、腟に存在していますが、疲れやストレス、風邪などで体の免疫力が低下すると、増殖して発症します。
腟のかゆみや腫れ、白い酒粕のようなおりものなどの症状があります。

30代の女性が気をつけたい病気にはさまざまなものがありますが、治療を行わずに放っておくと、不妊の原因となってしまうケースがあります。
心配なことや気になることがあれば、後回しにせず、お気軽に三条京阪駅・三条駅から徒歩1分の産科・婦人科江川クリニックまでご相談ください。

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