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【院長コラム】子宮がん

2021.06.30


三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。

こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。

今回は“子宮がん”についてです。

 

子宮頸がんと子宮体がん

 

日々の仕事や家事に追われる忙しさのなか、生理の不調やちょっとした変化は、気になりつつも後回しにしてしまっているかも知れません。

しかし近年、子宮がんによって亡くなる方が増加傾向にあるというデータ(公益財団法人日本対がん協会より)が出ており、よりいっそう早めの対処が重要であることは、疑いようがないでしょう。

 

以下で、子宮頸がんと子宮体がんについてご説明します。

 

・子宮頸がん

子宮の下部にある、管状の部分(子宮頸部)に発生するがんのことです。

原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染であることがわかっており、ワクチンで感染を予防することで発症を防ぐことができます。

 

・子宮体がん

子宮の上部にある、袋状の部分(子宮体部)に発生するがんのことです。

その多くが子宮内膜から発生するために、子宮内膜がんとも呼ばれます。

 

 

子宮がんの初期症状は?

 

子宮頸がんは、初期症状がないことが特徴です。しかしながら、不正出血をきっかけに見つかることも少なくありません。また、子宮体がんの初期症状は、第一に、不正出血です。

生理期間ではないのに出血があったり、性交時に出血がある、おりものがいつもと違うなどの症状があるときは、医療機関を受診するようにしましょう。

 

また、近年は女性のライフスタイルが変化し、30〜40歳代の方に子宮のがんが多くみられるようになってきました。

普段からちょっとした体の変化を見逃さないようにして、2年に1度は子宮がん検診を受けるようにしましょう。

 

上でご説明してきた子宮のがん以外にも、生理痛がひどくなる子宮内膜症や、経血の量が増える子宮筋腫などの病気もあります。

生理の変化など、普段と違うなという小さなサインが病気の早期発見を手助けしてくれるかも知れません。

 

30〜40歳代は仕事においても家庭においても忙しい年代ですが、少しでも気になる症状や体調不良があれば、お気軽に三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックへご相談ください。

 

 

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