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【院長コラム】中絶手術後の注意点

2021.12.01


三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。

こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。

今回は“中絶手術後の注意点”についてです。

 

中絶手術後に起こる可能性がある症状は?

人工妊娠中絶手術を受けた後には、痛み、出血のほか頭痛やめまいなどの症状があらわれることがあります。

以下で、症状別にご説明していきます。

・痛みについて

数日〜1週間ほど、子宮が収縮するために痛みが起こることがあります。

手術後は回復室で痛みの管理を行い、帰宅後は処方した痛み止めによって疼痛管理をしていただきます。

 

・出血について

1〜4週間ほど出血がみられる場合がありますが、量には個人差があります。

出血が長く続く、また、出血の量が多い場合などはお早めにご連絡ください。

 

・頭痛、めまいについて

麻酔が効きやすい方に起こる場合がありますが、術後の回復室で適切に対応いたします。

術後はふらつくこともありますので、ご自身で運転する車やバイクでの帰宅はお控えください。

 

・ぼんやりする、気持ちが悪いなどの症状について

麻酔による、ぼんやりしたり気持ちが悪いなどの症状には、術後の回復室にて適切に対応いたします。

帰宅後しばらく続く場合がありますが、翌日にはおさまっていることがほとんどです。

 

・心的外傷後ストレス障害(PTSD)について

中絶手術によって発症したPTSDは「PAS(中絶後遺症候群)」と呼ばれています。

中絶手術は精神的にもダメージを受けるなど、心身に影響が出るものです。

心配なことや不安に思うことなどは、遠慮せずにお話しください。

 

手術後は心身を休ませてリラックスするようにしましょう

手術による感染症や子宮頸管損傷、子宮穿孔が起きることは、まれではありますが全くリスクがないというわけではありません。

手術自体、どうしても母体や子宮に負担がかかってしまうものです。

 

しかし、あまりに心配しすぎるとそれがストレスとなり、術後の回復が遅れてしまいます。

三条京阪駅・三条駅の産科・婦人科江川クリニックでは安全性の高い手術を行い、術後の管理もしっかりさせていただきますので、手術を受けた後は安静を保ち、じゅうぶんに心身をリラックスさせて無理のない範囲で日常生活を送るようにしましょう。

 

 

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