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【院長ブログ】月経周期の正しい数え方

2022.07.04

三条京阪駅・三条駅から徒歩1分のところにある産科・婦人科江川クリニックでは、“生涯にわたって女性の健康を守る”ということをコンセプトに、生理に関わるお悩みや婦人科疾患の治療、そして妊婦健診、初期中絶手術、ピルの処方などライフステージごとに現れる様々な女性のお悩みにお応えしております。

こちらのブログではそうした“女性のヘルスケア”の一環として、健康やお悩み解消に繋がる色々な情報をお届けして参ります。

今回は“月経周期の正しい数え方”についてです。

月経の周期はどう数えるのでしょうか?

前の生理が始まった日から、次の生理の開始日の前日までの日数が月経の周期となります。

例を挙げると、先月(30日とした場合)の生理が始まった日が15日で、今月の生理が14日に始まったとすると、15日から30日までの16日間に、今月始まった14日の前日まで、つまり1日から13日までの13日間を足して計算します。

この場合、16日+13日で月経周期は29日周期となります。

ただし、月経周期はホルモンバランスやストレスなど心身の健康状態により変化するものですから、1回だけではなく複数回のデータを取って平均値から月経周期を調べる方が良いでしょう。

正常月経とは?

正常月経とは、次の範囲が目安となります。

・月経周期の日数が25〜38日の間で、変動が6日以内

・月経の持続日数が3〜7日

また、思春期は女性ホルモンの分泌が安定しないため月経周期が定まらないことも多いですが、初めての月経から数年をかけ、徐々に安定してきます。

 排卵について

排卵日がいつかを知るためには、基礎体温をつける必要があります。

排卵が起こるタイミングは、低温相から高温相に移るときであるため、基礎体温のグラフが低温期と高温期の二相になっていれば、排卵があり、卵巣から出る女性ホルモン(プロゲステロン)が正常に働いていると考えられます。

また、排卵日はそれぞれの方の月経周期によって異なります。

生理の開始から12〜15日目に排卵することが多いと考えられますが、月経周期が25日の方と35日の方では排卵日が違ってくるため、妊娠を望まれている場合は基礎体温をつけ、排卵があるかどうかやその時期を調べることが大切です。

生理や月経周期について気になることやお悩みのある方は、お気軽に当クリニックにご相談ください。

 

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