膣について、よくあるお悩み
お風呂に浸かるとお湯が膣に入り、下着が濡れてしまう
膣のなかが広がっている場合、お風呂に浸かるとお湯が膣に入ってしまいます。また、空気が入って音がするという方もいます。コラーゲンやヒアルロン酸などの皮膚組織と親和性の高いジェル状の薬剤を注射したり、膣縮小器を使用したり、膣縮小手術をおこなうことで改善することができます。
膣の締まりをよくしたい
膣の締まりをよくするには、手術で膣壁を縮めるのがもっとも効果的です。ただし、今後の出産予定がある場合は、別の方法をおすすめします。たとえば、次のような方法があります。
- 超音波や高周波を照射する
- ヒアルロン酸を注入する
- トレーニング機械で筋肉を鍛える
膣のゆるみ具合や状態によって適切な方法は異なります。まずは、お気軽にご相談ください。
10年以上ぶりに性交をしようとしたら、痛くてできない
前回の性交から10年以上が経過していると、痛みを伴うことは少なくありません。月日を経て、女性ホルモンが低下し、膣壁が、萎縮や乾燥をしているケースが考えられます。さらに進行しないよう、なるべく早く治療をスタートすることをおすすめします。近年はさまざまな治療方法があるため、疾患があるわけではない場合には、性交の痛みを改善することが可能です。ぜひ、カウンセリングにいらしてください。
50歳を過ぎてから、痛くて性交ができない
年齢を重ねると、女性ホルモンが低下することによって、膣壁の萎縮と乾燥が進みます。そのため、性交をおこなうと痛みが出てしまう方がいます。萎縮や乾燥は、膣の萎縮治療専用のヒアルロン酸を注射することや、炭酸ガスレーザーを照射することによって改善可能です。
50歳を過ぎてから、膣の入口の臭いやひりつきが気になる
年齢を重ねると、女性ホルモン低下とともに膣の自浄作用も低下します。そのため、雑菌が増えやすくなり、臭いが強くなるケースがあります。また、膣が乾燥しやすくなるため、炎症を起こしやすく、ひりつきが気になりはじめます。適切なセルフケアや処方薬によって、改善が期待できます。